2023年3月29日
メタウォーターサービス株式会社

「登米市保呂羽浄水場再構築事業」の事業契約を締結
∼ 宮城県登米市の基幹浄水場の更新をDBMで実施 ∼

　メタウォーターサービス株式会社（代表取締役社長：石川 俊之、本社：東京都千代田区）が参画する企業グループは、宮城県登米市（市長：熊谷 盛廣）と「保呂羽浄水場再構築事業」における事業契約を締結しました。

　本事業は、供用開始から40年以上が経過している保呂羽浄水場について、原水である北上川水系の高濁度発生や水質変化に対して、浄水機能を安定的に確保することを目的として、膜ろ過浄水場への全面リニューアルをDBM方式で実施するものです。

　施設の設計・建設、保全管理を担う事業者は、公募型プロポーザル方式で募集、選定され、このたび当社グループが事業契約を締結する運びとなりました。
　当社は、各構成企業と協力しながら良質で安全・安心な水の安定供給を支え、同市が掲げる市政運営のキーワードである「未来へつなぐまちづくり」に貢献していきます。

 

1.事業概要

1）事業名	保呂羽浄水場再構築事業
2）事業場所	宮城県登米市登米町寺池道場80番地
3）事業金額	【設計及び建設工事請負契約金額】 　６，５４７，２００，０００円（税込） 【保全管理業務委託契約金額】 　１，４７０，７００，０００円（税込）
4）事業者	メタウォーターグループ 【構成企業】 ・メタウォーター株式会社            （代表企業、機械・電気設備、保全管理） ・日本水工設計株式会社               （設計） ・株式会社フジタ                        （土木・建築） ・株式会社只野組 ※地元企業        （土木・建築） ・メタウォーターサービス株式会社（保全管理）
5）事業期間	設計及び建設期間　2023年4月1日～2030年3月31日（7年間）                          （膜ろ過通水の開始は、2029年2月を予定） 保全管理期間 膜ろ過施設 全量通水開始日～20年間
6）事業方式	ＤＢＭ方式（Design,Build and Maintenance） 更新施設の設計（Design）、建設（Build）および保全管理（Maintenance)を 一括で行います。 施設完成後の保全管理については事業運営を行う特別目的会社（SPC）が 承継します。
7）施設の概要	計画一日最大給水量  ２６，０００ｍ³/日 浄水処理方式     セラミック膜ろ過方式
8）プラントおよび事業の特長	・ゲリラ豪雨等による高濁度発生時や近年の北上川原水の水質変動に対応 ・省スペースで建設することが可能なセラミック膜ろ過システムの特徴を    生かし、既設浄水場の限られたスペース内でスクラップ＆ビルド方法で施工 ・既設施設を稼働しながらセラミック膜ろ過システムへの切り替えを    スムーズに実現 ・既設導水ポンプの残圧及び水位差を有効利用し、膜ろ過施設の電力使用量を    削減、CO2排出量の削減にも寄与 ・設計及び建設・保全管理を通じた地元企業参画とSPCへの地元企業出資 ・保呂羽浄水場及び場外施設を含む60箇所へクラウドシステム（WBC）を    設置し、ICTを活用した効率的な保全管理の実施

本件に関する報道関係問い合わせ先

メタウォーター株式会社　コーポレートコミュニケーション室 コーポレートコミュニケーション部

Tel： 03-6853-7317　　Email： pr@metawater.co.jp